problem

解決したい社会課題

遊休地/負動産に
新たな価値を見出す

今、日本では遊休地が急増しています。地方の空き家、管理放置された雑木林、雑草の伸びきった農地など、特に地方部ほど、使われていない遊休地が多くなっています。KLCでは、遊休地に新たな価値を見出すことで、大きな課題に立ち向かいます。

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KLCが向き合う社会課題

空き家や所有者不明土地など、遊休地を巡る問題はますます深刻化しています。土地を所有する方の負担だけでなく、倒木による事故リスクの高まりや、景観の悪化など周辺エリアにも影響を及ぼします。

  • 空き家件数の増加

    この20年間で空き家の件数は倍増しています。実に一軒家の8軒に1軒は空き家とされています。

               
  • 所有者不明土地の増加

    現在の推定では2040年に北海道と同程度の面積(720ha)の土地が所有者不明土地となると予測されています。

  • 負担感と相続意向

    相続などで引き継いだ空き地は特に、所有者も負担を感じることがあります。

遊休地が増える背景には、
いくつかの原因があります。

  • 土地の使い方の変化

    高度経済成長とともに、主要産業が農業や林業といった第一次産業から、第二次、第三次産業と変遷しました。それに伴い、山林や農地の必要性が薄れていき、遊休地と化してしまっている土地が少なくありません。

  • 開発地の荒廃化

    バブル崩壊までは「不動産地価は上昇し続ける」という、『土地神話』が信じられており、郊外の山林が別荘・リゾート地として開発されました。当時の購入者も今では高齢となり、土地を活用できないままとなっています。

  • 引き継ぎ手の減少

    若い世代の地方離れは顕著になっており、地方に住む親の不動産を相続するケースが急増しています。縁遠くなった実家や山林、田畑を継いだとしても、管理の手も届かず、遊休地として荒廃が進行しています。

  • 相続の煩雑性

    相続登記がされないまま、先祖の名義で放置されることも珍しくありません。法律上、所有者となりうる相続人(子孫)が増えすぎて収拾がつかなくなったり、相続人が分からない『所有者不明土地』も多く存在します。

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KLCが考える解決策

遊休地の問題は、それを活用する人がいない限り、本質的な問題解決には至りません。一見、解決策は無いようにも思えますが、実は解決につながる動きが、少しずつですが、確実に広がっています。

それは、趣味嗜好の多様化や、時間や場所を選ばずに働けるライフスタイルが浸透してきたことによる、”地方の再発見”です。

農作物を楽しむ自然志向

キャンプ等のアウトドア生活

Iターンやデュアルライフ(二拠点居住)による地方移住

自然との共生、地方移住、アウトドアブームなど、さまざまなライフスタイルの浸透によって、遊休地に注目が集まっています。それに伴い、土地を活用する買い手が増えていくかもしれません。

売り手の負を解決しながら、買い手にとっても新しいライフスタイルの実現をサポートしていく、それがKLCが目指す社会です。

買い手に正しい知識を提供します

  • 不動産所有/管理の専門知識

    不動産を所有すると、維持管理するための責任が伴います。しかし、適切な管理知識を身に着けていれば、決して恐れることはありません。KLCが高い専門知識でサポートします。

  • 周辺環境の情報

    拠点を移す際には「自分は順応できるだろうか」という不安が生じることもあります。周辺環境に関する情報もKLCが提供することで、遊休地が取引されやすい土台をつくります。

  • 売り出し物件の発信

    いざ遊休地を買おうと物件情報を探しても、その数は多くありません。KLCでは売りたい/買いたいという方を繋げるプラットフォームとなり、遊休地の稼働率アップを目指します。

KLCがどのように解決するのか

売り手にも買い手にも、遊休地にまつわる課題はあります。しかし、情報の流通量を増やすことや、正しい知識を届けることによって、これらの課題は解決できると信じています。KLCでは専門性とテクノロジーの力によって遊休地の課題解決を目指します。