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放棄分譲地とは?売れない理由や処分で困った時の対処方法を紹介!

放棄分譲地(限界分譲地)とは、宅地等として分譲されたものの、使われることなく放置された分譲地をさす造語です。近年では、限界ニュータウンと呼ばれる荒廃した分譲地も存在するなど、放棄分譲地の増加が社会問題となっています。

本記事では、放棄分譲地で困っている方のために、おすすめの処分方法や放棄分譲地が生まれた背景を解説します。

放棄分譲地(限界分譲地)が生まれた背景とは

放棄分譲地背景

放棄分譲地(限界分譲地)や限界ニュータウンと呼ばれる土地が生まれることになった背景には、様々な理由があります。バブル期に投機目的で買われた不動産が放置された、バブル後の不動産ブームで無理な宅地開発で売れ残ったといった理由で、多くの放棄分譲地が生まれました。

そういった土地のなかには、建築確認申請が通らず、宅地として活用することができない土地も多く存在し、結果として放置されたままになっています。

放棄分譲地はなぜ売れないのか

放棄分譲地売れない

放棄分譲地は、なぜ売れずに放棄されているのでしょうか。多くの放棄分譲地は、インフラが整備されておらず、不便な場所にあるなど、活用が難しい土地です。そのため、放置されることでますます土地は荒れていき、整備して活用することが難しくなり、買い手がつかなくなっています。

また、空き家がたっており、解体するのに費用がかかるなど、悪条件が重なり、売ろうにも売れず、さらに土地が荒れていくといった悪循環に陥っています。

放棄分譲地を放置しておくと考えられるリスクとは

放棄分譲地リスク

放棄分譲地を所有している方の中には、処分ができずに放置している方も少なくありません。しかし、放棄分譲地を放置しておくと、様々なリスクが発生する可能性があります。

固定資産税がかかる

放棄分譲地は、所有しているだけで固定資産税が発生します。たとえ土地に価値がなく、収益化できないとしても、固定資産税は毎年支払っていく必要があります。資産価値がない放棄分譲地に税金を支払っていくことは、所有者にとって大きな負担となります。

トラブルに巻き込まれる

放棄分譲地を放置しておくと、様々なトラブルに巻き込まれる可能性があります。たとえば、不審火や不法投棄、庭木が隣地に倒れて損害を与えるといったトラブルが発生し、場合によっては損害賠償を請求される可能性もあります。放置しておくことで更に土地は荒れていき、資産価値も時間と共に低下していきます。

放棄分譲地のおすすめの処分方法とは

放棄分譲地処分方法

放棄分譲地を所有することは、税金やトラブルに巻き込まれるリスクを常に抱えることになるため、出来る限り早く処分することをおすすめします。ここでは、放棄分譲地のおすすめの処分方法を紹介します。

不動産会社に売却を依頼する

放棄分譲地を処分する際は、まず不動産会社に売却を依頼することをおすすめします。不動産会社への売却は、不動産会社に買い取りを行ってもらう方法と、買い主を紹介してもらう仲介の2つの方法があります。

少しでも資産価値がある放棄分譲地であれば、売却益を得られる可能性があります。ただし、放棄分譲地によってはそもそも相談にのって貰えなかったり、取り引きの成立までに時間がかかる可能性がある点に注意しましょう。

自治体へ寄付する

放棄分譲地の処分に困っている場合は、自治体に寄付するという方法もあります。放棄分譲地は、立地が悪かったり、資産価値がない土地の場合は、有償でなければ処分できない場合があります。その点、自治体への寄付は無償で土地を引き取ってもらうことができます。

自治体への寄付は、全ての自治体で行っているわけではない点に注意が必要です。また、土地が荒れていたり、管理が難しい土地の場合は、受けつけてもらえない可能性があります。

相続放棄をする

相続や遺贈で放棄分譲地を所有する可能性がある場合は、相続放棄も検討しましょう。相続を知った日から三ヵ月以内であれば、相続放棄を行い、放棄分譲地の所有を避けることができます。

ただし、相続放棄は、現預金や株式といった有価証券など、その他の財産も一切相続出来ないデメリットがあるため、その点を考慮した上で判断しましょう。

マッチングサイトの利用

放棄分譲地の処分には、マッチングサイトの利用も活用できます。マッチングサイトは、全国どこからでも登録でき、好きな価格で不動産を販売できます。また、マッチングサイトは不動産に関心が高いユーザーが集まっているので、成約率が高いといった特徴もあります。

マッチングサイトについては、利用に手数料がかかる場合がある、また処分まで時間がかかる可能性がある点に注意しましょう。

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引き取り業者の利用

不動産引き取り業者は、放棄分譲地をすぐに処分したい時におすすめの選択肢です。不動産引き取り業者は、不動産の引き取りを専門にしており、通常の不動産会社に対応してもらえない不動産であっても、幅広く引き取ってもらうことができます。

引き取り業者の場合は、有償での引き取りが基本となりますが、手間なく簡単に処分したいという場合は、検討してみるといいでしょう。

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放棄分譲地を処分する際の注意点とは

放棄分譲地注意点

放棄分譲地は、通常の不動産と違い、処分に手間がかかります。ここでは、放棄分譲地を処分する際の注意点をお伝えします。

現地確認を行う

放棄分譲地を処分する際は、必ず現地確認を行う様にしましょう。現地確認をしておかないと、土地がどれくらい荒れているのかといった情報がわからないため、処分が難しくなってきます。

現地確認を行い、土地が汚染されていないか、周辺状況や土地までは他人の土地を通らずいけるのかといった状況を把握しておくと、処分もしやすくなります。

境界を明確化する

放棄分譲地を処分する際は、境界を明確化しておきましょう。土地の境界を明確化していないと、隣接する土地の所有者との間でもめ事が起こったり、登記の際に正確な登記ができないなど、処分に様々な不具合が発生します。

処分を検討している放棄分譲地の境界が明確でない場合は、測量を行い境界を明確化するなど、対策をとっておくといいでしょう。

放棄分譲地の活用方法

放棄分譲地の活用方法

放棄分譲地は、処分するのが難しい場合に、活用する方法もあります。ここでは、放棄分譲地を有効活用する方法をお伝えします。

駐車場にする

放棄分譲地は、駐車場として活用することができます。付近が住宅地になっていたり、交通の便がいい土地にあるという場合は、土地を整備して駐車場にすることを考えてみましょう。駐車場は比較的設備投資費用も安く始めることができ、初心者の方にもおすすめです。

太陽光発電用地にする

日当たりがいい土地にある場合には、太陽光発電用地にすることもおすすめです。太陽光発電用地にすることで、電気を販売したり、利用することができます。初期費用がかかりますが、販売によって収益をだすことができれば、土地を有効活用することができます。

トランクルームを設置する

住宅街の中にある場合は、トランクルームとして活用する方法も考えられます。トランクルームは、コンテナなどに荷物を受け入れ、それに応じて収益を得る方法です。ある程度の設備投資が必要で始めるハードルは高いですが、その分競合は参入しづらいビジネスとなります。

まとめ

本記事では、放棄分譲地の概要や処分方法、注意点や活用方法について紹介しました。放棄分譲地は、所有しているだけで税金が発生したり、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。所有して困っているという方は、ぜひ本記事を参考に処分を検討してみて下さい。